【実録想定】リベルサス14mg×筋トレ1カ月|体重・見た目・食事の変化を徹底解説
【実録想定】リベルサス14mg×筋トレ1カ月|体重・見た目・食事の変化を徹底解説
経口GLP-1薬「リベルサス(セマグルチド)14mg」を使いながら、筋トレを1カ月継続したら体はどう変わる?
岐阜パーソナルジム D.O.M.S が、週ごとのリアルな変化・食事・トレーニング設計・副作用対応まで、現場目線で丁寧に解説します。
#筋トレ
#ダイエット
#岐阜パーソナルジム
この記事でわかること
- リベルサス14mgの作用の要点と「筋肉を残す」ための考え方
- 1カ月(4週間)で起きやすい体重・見た目・パフォーマンスの変化
- 週ごとのトレーニング計画・食事量・サプリの現実的バランス
- 吐き気・便秘・食欲低下などの副作用リスクと対処
- ハイボールなど飲酒時の「ダメージ最小化」テク
※医療情報は一般的解説です。服用は必ず医師の指示に従い、体調に異変がある場合は受診してください。
前提とゴール設定(現実的な期待値)
・男性/筋トレ経験あり/週5回の筋トレ+有酸素(歩行中心)
・開始時:86.5kg → 1カ月後の目標:-2.0〜-4.0kg(体脂肪メイン)
・筋量は維持〜微増を狙う(見た目の引き締まりを重視)
GLP-1の作用で食欲が落ちる=摂取エネルギーが自然に下がるのはメリットですが、同時にたんぱく質不足・トレ強度低下が起きやすいのが現実。
だからこそ「高たんぱく+必要最小限のカロリー+適正ボリュームの筋トレ」で、体脂肪だけを削る設計が鍵です。
リベルサス14mgの要点(超シンプル)
- 食欲抑制と胃排出遅延で食事量が落ちる→自然なカロリー赤字を作りやすい
- 血糖コントロールが安定→間食衝動が減る人が多い
- 副作用は吐き気・便秘・倦怠感・脱水などが代表。
→「水分+電解質」「食物繊維」「ゆっくり食べる」で悪化を防ぐ
「食べられない→たんぱく質不足→筋量ダウン」の負のループに要注意。
1日あたり体重×1.6〜2.2gのたんぱく質は死守を目安に(例:86.5kgなら140〜190g/日)。
1カ月の変化:週ごとのリアル想定
Week0(準備3日間)
- 食事ログ開始(アプリ可)。体重・ウエスト・胸囲・へそ周り・太もも計測、正面/側面写真。
- プロテイン・EAA・電解質(塩・マグネシウム)・食物繊維(イヌリン等)を用意。
- 筋トレはRPE7前後で土台作り。フォーム確認と可動域確保。
Week1(適応期:食欲ダウンに合わせる)
- 全身分割(上半身Push / Pull / Legs ×2+コア)=週5
- セット:主要種目3〜4×5〜8回、補助2〜3×10〜15回
- 有酸素:毎日30〜40分の歩行(食後が理想)
- 開始体重×28〜30kcal/日を目安(例:86.5kg→約2400〜2600kcal)
- たんぱく質:体重×1.8g(約155g)/脂質:50〜60g/残り炭水化物
- 食物繊維20g+水2.5〜3.0L+電解質
想定:-0.6〜-1.2kg。むくみが抜け、見た目の輪郭が少しシャープに。
Week2(出力を保つ:筋量死守)
- 主要リフトは先週比で同重量・同レップを維持が合格。落ち始めたら炭水化物を練習前後に集約。
- カロリーは-100〜-150kcalだけ追加で下げるか、下げずにNEAT(歩数)を増やす。
- 便秘対策:水溶性食物繊維+発酵食品(納豆、ヨーグルト、キムチ)。
想定:累計-1.2〜-2.0kg。ウエスト-1〜-3cm程度。
Week3(停滞気味に見える時期:微調整)
- 体重が動かない=停滞ではない。見た目・採寸・トレ記録で判断。
- 筋トレボリュームは同等。RPE6.5〜7.5で「質」を最優先。
- 1日だけハイカーボ(+300〜500kcal)で張りを戻すのも有効。
想定:累計-1.6〜-3.0kg。肩・背中のアウトラインが分かりやすく。
Week4(仕上げ:可視変化を最大化)
- 写真比較(開始時と同条件)。胸・肩・背中の立体感を確認。
- 有酸素を毎日40〜50分に微増(関節が平気なら)。
- 塩分・水分は落とし過ぎない。パフォーマンス低下と倦怠感の元。
想定:累計-2.0〜-4.0kg。個人差は大きいが、見た目の引き締まりが最も実感しやすい。
1週間サンプル:トレーニング設計(RPE基準)
曜日 | 部位 / 種目例 | ボリューム目安 |
---|---|---|
月:Push | ベンチプレス / インクラインDB / ショルダープレス / ケーブルフライ / サイドレイズ / プレスダウン | 主要3〜4×5〜8 / 補助2〜3×10〜15(RPE7) |
火:Pull | デッドリフト(変化版も可)/ ラットプル / シーテッドロウ / フェイスプル / ハンマーカール | 同上 |
水:Legs | スクワット / ブルガリアンスクワット / ルーマニアンDL / レッグプレス / カーフ | 同上(膝・腰の状態に合わせ調整) |
木:休養 or コア | プランク / サイドプランク / デッドバグ / ヒップヒンジドリル | 各2〜3セット・楽に |
金:Push(軽) | スミス傾斜 / Dips(補助可)/ ケーブル系 | ボリューム7割・張り維持 |
土:Pull(軽) | 胸椎モビ+ローイング高回数 / リアデルト徹底 | パンプ重視 |
日:Legs(軽)+有酸素 | 片脚系・可動域確保 / 40〜50分ウォーキング | フォーム最優先 |
※現場では関節の違和感が出たら即ボリューム調整。完璧より継続。
食事設計:食べられない日が「続く前提」で考える
マクロの指針
- カロリー:体重×28〜30kcal(進捗に応じて微調整)
- たんぱく質:体重×1.6〜2.2g(最低ラインは死守)
- 脂質:50〜60g目安(ホルモン・消化のために残す)
- 炭水化物:トレ前後に寄せてパフォーマンス維持
現実的テク
- 朝はプロテイン+ヨーグルト+フルーツで軽く。
- 昼は丼ぶりより定食型(白米は拳1つ〜1.5つ)。
- 夜は赤身肉・魚・大豆でタンパク集中、野菜・海藻で繊維。
- 間食はギリシャヨーグルト、プロテイン、和惣菜。
1日の食事例(トレ日)
タイミング | メニュー | 狙い |
---|---|---|
朝 | プロテイン30g+ギリシャヨーグルト200g+ベリー+はちみつ少量 | 消化に優しくたんぱく質確保 |
昼 | 鶏むね塩麹焼き・ひじき・味噌汁・白米150g | たんぱく+繊維+電解質(味噌) |
トレ前 | バナナ1本 or おにぎり1個、EAA、電解質水 | 出力キープ・脱水防止 |
トレ後 | プロテイン30g+和菓子(大福など小) | 吸収性と素早い補給 |
夜 | 赤身ステーキ or マグロ赤身+豆腐+海藻サラダ+オリーブオイル少量 | たんぱく集中・脂質は控えめに |
お酒 | ハイボール1〜2杯+焼き鳥(塩・皮なし)+枝豆 | 糖質&脂質を抑えた「ダメージ最小化」 |
非トレ日
- 炭水化物をやや減らし、野菜・きのこ・海藻で満足感を演出。
- たんぱく質量は減らさない(筋量維持の要)。
副作用と対処
・少量頻回・よく噛む・温かい汁物を足す
・脂っこいもの・暴飲を避ける
・水2.5〜3.0L+電解質(塩・マグネシウム)
・発酵食品+水溶性繊維(イヌリン等)
・炭水化物をトレ前後に集約
・睡眠7〜8時間・午後の短い散歩
強い腹痛/持続する嘔吐/血便/脱水症状などは即医療機関へ。
ハイボールを飲むなら(減量中の付き合い方)
- 1〜2杯まで、週1〜2回を目安に。
- おつまみ:焼き鳥(塩・皮なし/ササミ・ムネ)、刺身、枝豆、冷奴、ローストビーフ。
- 避けたい:揚げ物、タレ味、締め麺・寿司の暴食。
- 翌日は水分+電解質+歩行40〜60分でリカバリー。
体重推移の現実的レンジ(例)
タイプ | 4週間の目安 | 条件 |
---|---|---|
控えめ | -1.5〜-2.0kg | 外食多め・お酒あり・トレ継続 |
標準 | -2.5〜-3.5kg | 食事7割遵守・歩行毎日・たんぱく死守 |
攻め | -3.5〜-5.0kg | 食事9割遵守・お酒極少・睡眠良好・NEAT高め |
数字より「見た目・採寸・写真」。筋量維持ができていれば、同体重でも明確に締まります。
よくある失敗と対策
- 食べなさすぎ:筋トレ出力低下→炭水化物をトレ前後に補う。最低限の脂質も残す。
- たんぱく質不足:プロテイン2回/日で底上げ。固形は消化に優しいものを。
- 水分・電解質不足:日中こまめに。夏場は特に塩。
- 寝不足:GLP-1の効きが良くても、睡眠が崩れると体脂肪は落ちにくい。
- 停滞焦り:体重が動かない日は普通にある。採寸・写真・トレ記録で判断。
チェックリスト(週1でOK)
- 体重・ウエスト・写真(同条件で撮影)
- 主要リフトの重量/レップは維持できているか
- たんぱく質(g)と水分量(L)は足りているか
- 便通・睡眠・倦怠感に変化は?(対処を即反映)
- 外食・飲酒イベントの翌日リカバリーを実行したか
Q&A
Q. 有酸素はどのタイミングがベスト?
A. 食後のウォーキング(20〜40分)が血糖コントロールと消化に相性◎。トレ日なら夜の軽歩行も良いです。
Q. サプリは何を優先?
A. 優先度は「電解質・プロテイン・EAA・水溶性食物繊維」。まずは食事と水分が土台。
Q. 14mgで食欲がほぼゼロ…どうする?
A. たんぱく飲料・柔らかい固形(豆腐・ヨーグルト・白身魚)中心に。量は少量頻回、温かい汁物を足して。
岐阜で「筋量を守る減量」を現実にする:D.O.M.Sの個別設計
同じリベルサス14mgでも、体質・生活・仕事のリズムで最適解は変わります。
D.O.M.Sでは、週ごとの数値・写真・採寸をもとに、トレと食事を微調整。
「無理しないのに、ちゃんと締まる」を一緒に作ります。
- 初回カウンセリング:現状分析(食事ログ・睡眠・仕事パターン)
- トレ設計:RPE管理・フォーム改善・可動域最適化
- 食事設計:高たんぱく・消化に優しい・出力が出る配分
料金・プランは公式サイトをご確認ください。