脊柱起立筋とは?効果や鍛え方を解説
目次
1. 脊柱起立筋の基本
脊柱起立筋は、背骨の両側を縦に走る筋肉のグループで、背骨を安定させたり姿勢を保つのに重要な役割を担っています。これには「腸肋筋」「最長筋」「棘筋」の3つが含まれ、腰から背中、首にかけて広がっています。
2. 脊柱起立筋の役割
脊柱起立筋の主な役割は以下の通りです:
• 姿勢維持:脊柱起立筋は背骨を安定させ、真っ直ぐな姿勢を保つために重要です。
• 動きのサポート:上半身を反らせる、前後左右に曲げるといった動作に関わっています。
• 衝撃吸収:歩いたり走ったりする際に、上半身にかかる衝撃を和らげる働きもあります。
3. 脊柱起立筋を鍛えるメリット
脊柱起立筋を鍛えることで以下のようなメリットがあります。
• 姿勢改善:背筋が強くなると姿勢が整いやすくなり、猫背や巻き肩が改善される可能性があります。
• 腰痛予防:脊柱起立筋が強いと、腰周りの負担が軽減し腰痛を予防する効果が期待できます。
• スポーツパフォーマンス向上:スポーツやフィットネスで安定した姿勢を維持しやすくなるため、力を発揮しやすくなります。
4. 脊柱起立筋の鍛え方
脊柱起立筋は日常生活ではあまり意識されにくい筋肉ですが、以下のエクササイズで効果的に鍛えることができます。
デッドリフト
デッドリフトは、脊柱起立筋を含む背中全体を鍛える代表的なトレーニングです。バーベルを使ったデッドリフトが一般的ですが、ダンベルやケトルベルでも行えます。フォームを正しく保つことが大切で、無理のない重さから始めましょう。
バックエクステンション
このエクササイズは、体を反らせることで脊柱起立筋に集中的に負荷をかけられます。専用のベンチを使ったり、床で行ったりできます。腰に負担がかかりやすいので、初心者はフォームを確認しながら実施しましょう。
プランク
プランクは静止姿勢を保つ体幹トレーニングで、脊柱起立筋にも効果的です。基本のフロントプランクに慣れたら、サイドプランクや負荷をかけたバリエーションも試してみると良いでしょう。
5. 鍛える際の注意点
脊柱起立筋を鍛えるときは、腰に負担をかけすぎないように注意が必要です。特にデッドリフトやバックエクステンションは、フォームが崩れると腰痛の原因になることがあります。重量は少しずつ増やしながら、痛みを感じたらすぐに中止しましょう。
まとめ
脊柱起立筋は姿勢を保つために欠かせない筋肉であり、鍛えることで姿勢改善や腰痛予防に役立ちます。デッドリフトやバックエクステンションなどのエクササイズで、適切なフォームを意識しながら、少しずつ強化してみてください。
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