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パーソナルトレーナーの立ちっぱなしによる足底筋膜炎について詳しく解説します!!

目次

はじめに

足底筋膜炎は、足の裏にある足底筋膜が炎症を起こし、かかとや足の裏に痛みを引き起こす状態です。特にランナーや長時間立ち仕事をしている人に多く見られる障害で、歩き始めや朝起きた直後に痛みが強くなることが特徴です。

1. 足底筋膜とは?

足底筋膜は、かかとから足指の根元まで伸びる厚い線維性の組織で、足のアーチを支えたり、歩行や走行時に衝撃を吸収したりする役割を持っています。この組織に過度な負荷がかかると微小な損傷が蓄積し、炎症が起こります。

2. 症状

• かかとの痛み:特に朝起きた直後や長時間座っていた後に歩き始めたときに強い痛みが出ます。
• 足裏の痛み:かかとに近い足裏の部分が痛むことが多く、時間が経つにつれて改善することもありますが、慢性的な痛みになることもあります。
• 痛みの悪化:長時間の立ち仕事や運動後に痛みが増すことがあります。

3. 原因

• 過度な運動:ランニング、ジャンプ、長時間歩くなどの運動によって足底筋膜に負荷がかかると、損傷を引き起こしやすい。
• アーチの異常:扁平足やハイアーチの人は足底筋膜に過度のストレスがかかりやすいです。
• 不適切な靴:サポートが不足している靴や硬いソールの靴は、足底筋膜への負担を増大させることがあります。
• 体重の増加:体重が増えることで足底筋膜にかかる負荷が増え、炎症を引き起こしやすくなります。

4. 治療法

• 休息:足底筋膜にかかる負担を減らすため、ランニングや長時間の立ち仕事を避けることが重要です。
• アイシング:痛みがある部位に氷を当てることで炎症を軽減します。
• ストレッチとエクササイズ:足底筋膜やふくらはぎの筋肉を柔らかくするためのストレッチが効果的です。特に、足の指を持ち上げて足底筋膜を伸ばすストレッチや、ふくらはぎのストレッチが推奨されます。
• 物理療法:理学療法士によるマッサージや超音波療法、テーピングも症状改善に役立ちます。
• 足底板(インソール):足のアーチをサポートするために、カスタムメイドのインソールやオルソティックを使用することで負担を軽減できます。
• 薬物療法:痛みや炎症がひどい場合、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用することがあります。

5. 予防法

• 適切な靴の選択:足のアーチをしっかりサポートし、クッション性のある靴を選ぶことが重要です。
• 体重管理:過度な体重増加は足底筋膜に負荷をかけるため、適正な体重を維持することが推奨されます。
• ストレッチ:特に運動前後に足底筋膜やふくらはぎのストレッチを行うことは、予防に効果的です。

足底筋膜炎は適切なケアと治療で改善することが多いですが、長期化することもあるため、早期の治療が大切です。

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