BLOG

筋肉

筋肉痛とは?詳しく解説します!

目次

はじめに

こんにちは、皆さん!今回は、運動する方なら誰もが一度は経験したことがある「筋肉痛」について、少し深掘りして解説していきます。筋肉痛は、特に新しい運動を始めたり、負荷を強めたりした際に起こりがちです。でも、どうして筋肉痛が起こるのか、またそれをどう対処すればよいのか、詳しく理解している方は少ないかもしれません。この記事では、筋肉痛の原因、メカニズム、そして予防法や対策について、詳しく見ていきましょう。

筋肉痛の種類

まず、筋肉痛には2つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解することで、より適切な対応ができるようになります。

1. 急性筋肉痛 (Acute Muscle Soreness)

• 発生タイミング: これは、運動中や運動直後に感じる痛みです。例えば、スクワットをした直後に太ももが痛くなる、といったことがこれに該当します。
• 原因: 急に筋肉に負荷をかけたことで、筋肉に酸素が行き渡らなくなり、乳酸が蓄積します。これが痛みの原因です。
• 特徴: 幸いなことに、急性筋肉痛は比較的短時間で治まり、長引くことはほとんどありません。

2. 遅発性筋肉痛 (DOMS: Delayed Onset Muscle Soreness)

• 発生タイミング: 名前の通り、運動後12〜24時間後に始まる筋肉痛です。ピークは24〜48時間後に訪れ、その後数日間続くことがあります。
• 原因: 特に、筋肉が普段しない動きをしたときや、いつもより強い負荷をかけたときに起こります。筋繊維が微細に損傷し、その修復過程で炎症が起こり、痛みを感じるのです。
• 特徴: 痛みは特定の筋肉に集中し、その部分が腫れたり、触ると痛みが増したりすることがあります。

筋肉痛のメカニズム

では、なぜ筋肉痛が起こるのでしょうか?筋肉痛のメカニズムを簡単に説明します。

筋肉に新しい負荷がかかると、筋繊維に微細な損傷が生じます。これは一種の「傷つけて強くする」プロセスです。損傷した筋繊維が修復されると、筋肉が以前よりも強く、しなやかになるのです。しかし、この修復過程では、体内で炎症反応が起こり、これが痛みとして感じられます。特に、エキセントリック(伸張性)運動、例えば筋肉を伸ばしながら力をかける運動(ダンベルをゆっくり下ろす動作など)は、筋繊維により多くの損傷を引き起こし、遅発性筋肉痛が起こりやすくなります。

筋肉痛を予防するための5つのポイント

筋肉痛を完全に避けるのは難しいかもしれませんが、その発生頻度や強度を減らすことは可能です。以下のポイントを意識してみてください。

1. ウォームアップを怠らない

• 運動前には必ずウォームアップを行いましょう。軽い有酸素運動やダイナミックストレッチが効果的です。これにより、筋肉が適度に温まり、筋繊維が柔らかくなり、怪我や筋肉痛を予防できます。

2. クールダウンで乳酸を除去

• 運動後のクールダウンも重要です。ストレッチや軽いウォーキングなどで、筋肉に溜まった乳酸を除去し、回復を促進します。

3. ストレッチを取り入れる

• 運動後には特に静的ストレッチを行い、筋肉をリラックスさせることが大切です。柔軟性を保つことで、筋肉痛の発生を抑えることができます。

4. 徐々に強度を上げる

• 新しいトレーニングを始めるときや、負荷を増やすときは、徐々に強度を上げるようにしましょう。いきなり高強度の運動を行うと、筋繊維が過剰に損傷し、激しい筋肉痛を引き起こす可能性があります。

5. 栄養と水分をしっかり摂る

• 運動後の栄養補給も筋肉痛予防に効果的です。特に、タンパク質やアミノ酸を含む食品を摂ることで、筋肉の修復を助けます。また、水分補給も忘れずに行いましょう。

筋肉痛の対策法

筋肉痛が出てしまったときは、どうすればよいのでしょうか?いくつかの方法で痛みを和らげることができます。

• 軽い運動やストレッチ: 完全に動かさずに休むよりも、軽い運動やストレッチを行うことで血流を促進し、回復を早めることができます。
• マッサージ: 筋肉をやさしくマッサージすることで、血行を良くし、緊張を和らげます。
• 温熱療法: 痛みのある部分を温めることで、血流が促進され、筋肉のこわばりが緩和されます。
• アイシング: 特に炎症がある場合は、アイシングで痛みを抑えることが有効です。

まとめ

筋肉痛は、筋肉の成長や適応のサインでもありますが、適切な予防と対策を行うことで、痛みを軽減し、快適な運動ライフを送ることができます。次回のトレーニングでは、ここで紹介したポイントを意識して、筋肉痛を最小限に抑えながら効果的なトレーニングを目指しましょう!

年齢による筋肉痛の発生時期が変わる事があるのか?

年齢によって筋肉痛の発生時期や感じ方は変わることがあります。具体的には、次のような傾向が見られます。

1. 遅発性筋肉痛の発生タイミングが遅くなる

• 年齢を重ねると、新しい運動や負荷に対する筋肉の適応が遅くなる傾向があります。そのため、若いときよりも筋肉痛が発生するまでに時間がかかることがあります。例えば、若い人が運動後12〜24時間で痛みを感じる場合、年齢が高くなると24〜48時間後にピークが来ることが多いです。

2. 回復に時間がかかる

• 加齢により筋肉や組織の回復力が低下するため、筋肉痛が長引く傾向があります。若い頃は数日で治まる筋肉痛が、中高年では1週間近く続くことも珍しくありません。

3. 筋肉の弾力性と柔軟性の低下

• 年齢とともに筋肉の弾力性や柔軟性が低下します。これにより、筋繊維が損傷しやすく、筋肉痛のリスクが高まります。さらに、筋肉痛が発生する部位も、若い頃とは異なる場合があります。たとえば、運動の負荷が分散されにくくなり、特定の筋肉に集中しがちです。

4. 筋肉量の減少

• 年齢を重ねると筋肉量が減少しやすくなります。筋肉量が少ないと、同じ運動でも筋肉にかかる負荷が相対的に大きくなるため、筋肉痛が起こりやすくなることがあります。

5. ホルモンの影響

• 加齢に伴い、成長ホルモンや性ホルモン(特にエストロゲンやテストステロン)の分泌が減少します。これらのホルモンは筋肉の回復や再生を促進するため、分泌量が減ることで筋肉痛の回復が遅くなり、痛みが長引くことがあります。

対策

年齢に応じて筋肉痛の管理も変わります。例えば、年齢に応じたウォームアップとクールダウン、柔軟性トレーニングを取り入れることが重要です。また、運動後は栄養補給をしっかり行い、適度な休息をとることも回復を助けます。

年齢に応じた適切な運動とケアを行うことで、筋肉痛を最小限に抑えつつ、健康的なライフスタイルを維持することができます。

運営元

パーソナルジムD.O.M.S《ドムス》は
🌺こんな方におすすめ🌺
☆年々体重が増えてきた
☆着たい服ではなく着れる服はイヤ
☆肩こりや四十肩が気になってきた
☆リバウンドしちゃった
☆ボディメイクをして自分に自信をつけたい
☆健康の為にトレーニングをしたい

店舗情報
パーソナルトレーニングジム D.O.M.S

〒500-8167
岐阜県岐阜市東金宝町1-16-1
メゾン・ド・クマダ401号室
📞 070-8479-0978
(LINE) @doms
✉️ doms.beautifullife@gmail.com
不定休

SHARE

ブログ一覧

ホーム > ブログ > 筋肉痛とは?詳しく解説します!