ストレッチでダイエット?!柔軟性の重要性について解説します!
目次
- ○ はじめに
- ○ 身体はなぜ硬くなるのか
- ・1.筋肉の萎縮
- ・2.筋肉の緊張
- ・3.ケガや病気の影響
- ○ ストレッチによるダイエット効果
- ・基礎代謝の向上
- ・むくみや冷えの解消
- ・副交感神経を優位にする
- ・食べすぎの防止
- ○ まとめ
はじめに
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
岐阜市のパーソナルトレーニングジム ”D.O.M.S” です!
ダイエット中のみなさんもトレーニーのみなさんもストレッチしてますか?
身体の柔軟性は一般的にケガの予防などに焦点が当てられがちですが、実はダイエットにも少なからず影響していることご存知でしたか?
とにかく筋肉を大きくして代謝を良くしたり、有酸素運動を毎日1時間行うことももちろん大切ですが、意外なことにストレッチにもダイエット効果が隠されています!
ということで、今回はストレッチによるダイエット効果について解説していきます!
身体はなぜ硬くなるのか
まず、どうして人は身体が硬くなるのでしょうか?
身体が硬くなるということは、すなわち ”関節の可動域が狭くなっている” ということです。
ではなぜ関節の可動域が狭くなるのかを解説していきます。
1.筋肉の萎縮
人間の筋肉というのは、言うまでもなく使用しなければ衰えていく一方です。
筋肉を構成する筋繊維は短く、細くなっていきます。
これまでに骨折をして長期間にわたりギブスを着けたことがある人はわかるかもしれませんが、いざギブスを外した時に筋肉を長時間使用していないため、筋肉は萎縮し関節はほとんど動かなくなります。
運動不足による筋肉の衰えも、このギブスのときと同様のことが関節周りで起きているため、可動域が狭くなり、いわゆる体が硬いとわれる状態になります。
2.筋肉の緊張
可動域は長期間に限らず、一時的に狭くなってしまうこともあります。
例えば、長時間屈んで作業を行った後に、立ち上がっても腰が伸びないという経験をしたことがある人は少なくないかと思います。
まさしく、これが筋肉の緊張です。
同じ姿勢を継続していると、筋肉が疲労して緊張を高めるため柔軟性が著しく低下するということです。
ときどきのことであれば、ある程度の時間とともにその緊張はほぐれて改善することが多いと思いますが、これを繰り返していたらどうなるでしょう?
筋肉の緊張が恒常的なものとなり、身体は硬くなってしまいます。
3.ケガや病気の影響
過去に関節自体や靭帯などを損傷した経験があると、場合によっては後遺症で硬くなり動きにくくなってしまっている可能性があります。
もちろん現在の医療は大変進歩しているため、ケガ自体は治りますが組織同士の癒着や組織の肥厚などわずかながら元の状態とはズレが生じてきてしまいます。
また、加齢とともに起こる変形性関節症のような疾患も同様に可動域に大きく関与してきます。
変形による可動域の制限は想像しやすいかもしれませんが、ケガによる影響はケガがあまりにもキレイに治る現在だからこそ気づきにくい理由であったりします。
いずれにせよ、人間の身体は些細なズレですら関節の可動域は狭くなってしまうということですね。
ストレッチによるダイエット効果
先述した通り、ストレッチというと運動前にケガの予防のために行うイメージが先行しますが、ほかにもたくさんのメリットがあります。
その中でも、今回は比較的ダイエットに直結するようなメリットを解説していこうと思います。
基礎代謝の向上
ストレッチにより可動域が広がると、一つ一つの動作に関する動作を大きくすることができます。
一つ一つの動作が大きくなれば、それだけ基礎代謝は向上するため脂肪の燃焼効果が期待されます。
また、トレーニングにおいても可動域を広く取ることができれば、効率的な筋肥大効果を得ることができます。
筋肥大することで基礎代謝もあがりますよね。
むくみや冷えの解消
冷え性の方はよくご存じかもしれませんが冷えると手足が非常にむくみますよね。
逆もまたしかりで、むくみやすい人は手足が冷えやすいですよね。
手足の冷えやむくみは血流の悪化やリンパの流れの悪化を引き起こし脂肪をつけやすくしてしまいます。
そこで、ストレッチにより血流を良くすることで、リンパの流れも良くなりますし、脂肪が付きづらい身体を作ることができます。
副交感神経を優位にする
副交感神経を優位にするというのは、さまざまなテレビ番組などでも紹介されているのでご存知かもしれませんね!
寝る前のストレッチは、副交感神経を優位にするため睡眠の質の向上に役立ちます。
睡眠の質を上げることで10時頃~2時頃に1番多く分泌される成長ホルモンの分泌を促すことができ、成長ホルモンの分泌により太りにくい身体を作ることができます。
詳しくは、睡眠に関する下記の記事をご覧ください!
食べすぎの防止
ダイエットにおいて最も邪悪な敵はストレスです。
ストレスがたまると、人間は暴飲暴食に走りやすくなります。
しかし先ほど同様にストレッチには副交感神経を優位にする働きがあるため攻撃的な気持ちを抑えることができ、暴飲暴食を抑制することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ストレッチが意外なことにダイエットに大きく関係していることがわかりますね!
ダイエットというと、”有酸素運動” や ”筋力トレーニング” などが先行してしまいがちですが、ストレッチもとても重要な役割を果たしています。
これまでの記事で、脳内ホルモンや睡眠の質などダイエットに不可欠な要素をたくさんご紹介しましたが、ストレッチはそれらの要素をより効果的なものにしてくれます。
そして、なにより健康な身体を作るためにとても大切な習慣といえます。
毎日お風呂上りに、テレビを見ながらでも大丈夫なので、少しずつ生活習慣の中にストレッチをいれて、健康に楽しいダイエットを行いましょう!!!