【ダイエット中の方必見!】ダイエットの味方?人工甘味料について解説
目次
- ○ はじめに
- ○ 人工甘味料とは?
- ○ 人工甘味料のメリット
- ・低カロリー
- ・血糖値の上昇を抑える
- ○ 人工甘味料のデメリット
- ・太りやすい身体になる可能性
- ○ まとめ
はじめに
おはようございます!こんちにちは!こんばんは!
岐阜市にあるパーソナルジム "D.O.M.S" です!
みなさんはダイエット中に甘いものが食べたくなった場合はどうしていますか?
以前の記事で取り上げたチートデイまで我慢することもできますし、自分でローファット(低脂質)デザートをつくるなどいろいろな解決手段がありますよね!
しかし、1番多いのが低カロリーをうたっているデザートを購入するという方法かと思います。
最近では、コンビニなどでも手軽に手に入る低カロリーや0カロリーのデザートですが、これらに使用されているのが、人工甘味料という化学調味料です。
人工甘味料は、砂糖などと違いカロリーを大幅に抑えることができ、フィットネスブームと共に認知度は高くなりました。
今回は、この人工甘味料のメリットやデメリットについて解説しつつ、ダイエッターにとって味方なのかあるいは敵なのかを解説していきます!
人工甘味料とは?
人工甘味料とは、科学的に合成された甘味料であり、糖アルコールと合成甘味料がこれに該当します。
主にカロリーを抑制するための砂糖の代替甘味料として使用され、商品に使用される際には砂糖に似せるために何種類かの人工甘味料を使用しているケースが多くみられます。
人工甘味料が主に使用されているのは、主に清涼飲料水やガム、グミなどの食品ですが、最近では国内における健康志向の高まりもあり多種多様な商品が開発されているカロリーオフやカロリーゼロといった商品にも使用されている確率が高いです。
砂糖など天然資源から精製される甘味料を「糖質系甘味料」と呼ぶのに対して、人工甘味料は「非糖質系甘味料」と呼ばれ、非糖質系甘味料には、「天然甘味料」と「合成甘味料」があります。
それぞれの特徴としては以下の通りです。
・天然甘味料・・・植物の葉などに含まれる甘味成分を抽出したもので、代表的なものにはステビア加工の甘味料※1や甘草のグリチルチリン※2などがあります。
・合成甘味料・・・化学合成によって人工的に作られた甘味料であり、砂糖の数百倍もの甘味度がある。代表的なものには、アスパルテーム※3やアセスルファムカリウム※4、サッカリン※5、スクラロース6※などがあります。
※1・・・パラグアイをはじめとする南アメリカ原産のキク科ステビア属の多年草。草丈は 50 cm から 1 m 前後、茎は白い細毛に覆われている。夏から秋にかけて、枝先に白い小花を咲かせる。アマハステビアという別名も存在する。
※2・・・グリチルリチン またはグリチルリチン酸は甘草の根に含まれる有効成分である。スクロース(砂糖)の150倍の甘みを持つといわれる。
※3・・・L-フェニルアラニン化合物と併記。使用頻度高い。ショ糖の約200倍の甘さ。1分子の代謝の際に1メタノール分子を発生。
※4・・・使用頻度が高い。ショ糖の約200倍の甘さ。
※5・・・歯磨き粉やのどスプレーなどに添加。ショ糖の約200倍から700倍の甘さ。耐糖能異常の誘導の懸念あり。
※6・・・使用頻度が高い。ショ糖の約600倍の甘さ。
(Wikipediaより引用)
人工甘味料のメリット
低カロリー
メリットの1つ目は、低カロリーであるため摂取カロリーの抑制ができるということです。
先ほどもお話ししましたが、人工甘味料はカロリーオフやゼロカロリー食品に使用されるほどカロリーがほとんどないにも関わらず、種類によっては砂糖の数百倍もの甘さを有していたろ、少量で十分な甘みを感じることができます。
それにより、ダイエット中でも甘いものを食べることを可能にしています。
血糖値の上昇を抑える
2つ目のメリットは、血糖値の上昇を抑えてくれることです。
私たちの身体は、ブドウ糖を主なエネルギーとして活用しており、そのブドウ糖がつながってできているのが砂糖やでんぷんなどです。
そのため、砂糖や炭水化物などを摂取すると身体はインスリンを分泌してこれらをブドウ糖に分解し、血液中にグルコースとして取り込みます。これが血糖値の上昇の仕組みです。
しかし、人工甘味料には糖が含まれていないため、インスリンの分泌はされませんし、ブドウ糖に分解されることがなければ、血液中に取り込まれることもないため、血糖値の上昇は起こりません。
人工甘味料のデメリット
太りやすい身体になる可能性
先ほどまでの解説でいくと、人工甘味料は非常にダイエットに向いた食品であると言えますね。
しかし、思わぬ落とし穴もあります。
それが、インスリンの働きの鈍化です。
本来であれば、糖質を摂取したことにより脳はインスリンを出すように指示を出しますが、先ほども言った通り、人工甘味料は甘みがあるものの糖質を含まないため、脳はインスリンの分泌を指示しません。
その結果、脳の反応が鈍くなったり、インスリンの働きが鈍くなったりしてしまい、血糖値をコントロールできなくなってしまいます。そして、糖尿病などの病気になりやすくなります。
また、脳が満足しなくなるため、逆に食欲が促進されるともいわれています。
ただ、あくまでもこれらは過剰摂取の場合です。
しかし、毎日清涼飲料水を多量に摂取する方や、ダイエット中で毎日のようにカロリーオフやカロリーゼロの食品を摂取している人は注意が必要であると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人工甘味料は低カロリーであるうえ、インスリンによる脂肪を蓄える作用も抑制するため、過剰摂取をしなければダイエットに非常に ”有効” であると言えますね。
しかし、過剰摂取してしまうとインスリンが分泌されなくなってしまい、血液中の糖濃度が高くなるため糖尿病になりやすくなってしまいますし、脳がバグを起うためこしたような状況になり、普段よりも食欲が増進されてしまったりするので注意が必要です。
なによりも、ダイエットをしてきれいになる!かっこよくなるのも大切ですが、それらはすべて健康あってこそだと言えます!また、ダイエット中はどうしても甘いものが食べたくなったりするのは仕方がないことですので、人工甘味料を有効に使ったり、チートデイを利用してストレスを溜めることなく痩せましょう!