意外と知られていない?!「GI値」の重要性
目次
- ○ はじめに
- ○ GI値とは?
- ○ 主な炭水化物のGI値は?
- ○ 血糖値の急上昇を防ぐ方法とは?!
- ○ まとめ
はじめに
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
岐阜のパーソナルジム ”D.O.M.S” です!
みなさんは ”GI値” というものをご存知でしょうか?
ダイエットの際には少なからず糖質の制限が必要になりますよね。
その際により効率よくダイエットを進めるために知っておくと便利なのがこのGI値というものです。
今回はこのGI値について解説していきますので、今後のダイエットに活用していただけたらと思います!
GI値とは?
まずは ”GI値” とはどういうものなのかについて解説していきます!
私たちが生活するにあたり絶対必要な3大栄養素「たんぱく質・脂質・炭水化物(糖質)」のうち糖質は、身体や脳を動かすために重要なエネルギー源ですよね。
そして、このエネルギーを効率よく運ぶために活躍しているのが「インスリン」というホルモンです。インスリンは私たちが食事により糖質を補給し血糖値があがると、すい臓から分泌されます。インスリンにより各方面に糖が運ばれることにより血糖値は緩やかに降下していきます。
また、インスリンの分泌量は血糖値の上がり具合に大きく影響を受けます。すなわち、血糖値が急激に上昇するとインスリンも大量に分泌されるということです。このインスリンが大量に分泌された状況になると身体は、いざという時に対応すべくエネルギー(糖)を溜め込もうとします。ここで溜め込まれた糖は脂肪として体内に蓄積されるため糖質の過剰摂取は太るという仕組みになっています。
なお、インスリンが大量に摂取されると血糖値を一気に下げるため、すぐに空腹になります。それにより間食に糖質をさらに摂取すると先ほど同様のことを繰り返すため、より太っていきます。
では、このインスリンの過剰分泌を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
答えは、血糖値の急上昇を防ぐことです。
前置きが長くなりましたが、ここで登場するのが「GI値(グリセミック指数)」です!
感の良い方であればもうお分かりですよね?
そうです!「GI値」というのは、炭水化物が分解されて糖に変わるまでの速を表した数値です!
GI値が高い食品は、血糖値を急激に恐れがある食品であり、GI値が低い食品は、血糖値の急上昇を抑制することができます。
主な炭水化物のGI値は?
私たちが普段よく口にする炭水化物のGI値は以下の通りです。
○食パン 95
○フランスパン 95
○もち 85
○うどん 85
○精白米 84
○ロールパン 83
○そうめん 80
○コーンフレーク 75
○パスタ 65
○中華麺 65
○玄米 56
○そば 54
○全粒粉パン 50
いかがでしょうか?
女性に比較的人気なパンであったり、日本人の心ともいうべき白米など日常的に食されている炭水化物は比較的GI値が高い傾向にありますよね。
しかし、実は一概にGI値が高いから太るというわけではないんです!
食品との組み合わせにより、GI値が高い食品も血糖値の急上昇を抑制することができます。
血糖値の急上昇を防ぐ方法とは?!
GI値は血糖値の上昇速度を表す指標であるため、炭水化物にばかり焦点が当てられがちですが、ほかの食品にも糖質は含まれていますよね?
例えば。
☆肉類や魚類
○ツナ缶 50
○ベーコン 49
○ハム 46
○豚肉 46
○牛肉 45
○鶏肉 45
○マグロ 40
○えび 40
☆野菜であれば
○にんじん 80
○かぼちゃ 65
○ごぼう 45
○玉ねぎ 30
○トマト 30
○長ネギ 28
○キャベツ 26
○大根 26
○ピーマン 26
○ブロッコリー 25
○なす 25
○レタス 23
○小松菜 23
○きゅうり 23
○もやし 22
このようなGI値となっています。
何度もお話ししますが、GI値は血糖値の上昇速度を表しています。
すなわち、GI値の高い食品を食べる際には、GI値の低い食品を合わせて食べることで血糖値の急上昇を抑えることができるということです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は血糖値の上昇速度を表している「GI値」ついてお話ししてきました。
血糖値の急上昇は、インスリンの過剰分泌を招くため不必要な糖と貯蓄を招いてしまい、ダイエットしているはずが、なぜか全く痩せないなんていうことにもなりかねないので、GI値については理解しておいていただくとよいかと思います!
また、これからダイエットを始める方や、現在糖質制限をしているにも関わらず、思うように結果が出ていない人は参考にしていただけたら幸いです。
これからも役立つ情報を一生懸命発信していけたらと思うので、一緒にダイエット頑張りましょう!