【筋肉図鑑】上腕三頭筋編 ①
目次
上腕三頭筋の基礎知識
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
岐阜にあるパーソナルトレーニングジムD.O.M.Sです!
ようやく4つ目の部位となりました「筋肉図鑑」ですが、今日は鍛えることを忘れられがちではありながらも、ほかの部位のトレーニング時に意外と同時に鍛えることができている部位 ”上腕三頭筋” についての解説です。
腕を太くするなら上腕二頭筋を鍛える!というイメージが強くありますが、意外とパッとみて太く見える腕は上腕三頭筋がしっかりと発達している腕なんです。
しかし、三頭筋は影が薄くトレーニングを始めたばかりの人は特に忘れてしまいがちですが、太い腕を手に入れるためには上腕二頭筋のみならず、上腕三頭筋も鍛えるようにしましょう!
上腕三頭筋ってこんな筋肉です!
早速ですが、上腕三頭筋の構造や起始・停止など基礎的な部分からいつも通り解剖学も交えがらお話ししていこうと思います。
まず、上腕三頭筋は名前の通り、長頭、外側頭、内側頭の3つの頭によって構成された筋肉です。そして、肘関節を進展させる筋肉の中で主力の筋肉です。日常の生活においては何か物を押す際に強く関与します。
なお、上腕三頭筋における各部位の起始・停止は以下の通りです。
●長頭
三頭筋の屋根であり、肩まである二関節筋です。3頭の中で最も長い筋肉です。
起始:肩甲骨関節下結節
停止:尺骨肘頭
●内側頭
最も深層にあり、三頭筋の土台的な筋肉です。小さい筋肉ではありますが、意外と重要な筋肉でもあります。
起始:上腕骨後面、肘関節後方関節包
停止:尺骨肘頭
●外側頭
外側頭は表面の外側にある三頭筋のもう一つの屋根です。
正面から見た腕を太く見せるために必須の筋肉です。
起始:上腕骨後面
停止:尺骨肘頭
そしてこれらを支配しているのが橈骨神経です。
上腕三頭筋の機能
次に上腕三頭筋の機能についてお話していきます。
●肘関節の伸展
手のひらを前に向けた状態で気を付けをし、肘を軸に手を後ろに動かす動作
●肩関節の伸展(長頭のみ)
気を付けの状態から肩を軸に手を後ろに動かす動作
上腕三頭筋の機能は概ねこの2つのみですが、実際は上記にも示した通り、日常生活では物を押す際に強く関与する筋肉です。
まとめ
いかがでしたでしょう?
今回は少し短いお話しになってしまいましたが、上腕三頭筋は上腕二頭筋と同様に鍛えることで、男性はパッとみでもわかる太い腕を手に入れることができ、女性であれば二の腕痩せ効果が期待できます。
しかし、トレーニングにて三頭筋に負荷を乗せるには少しコツがあるため、間違った方法でトレーニングすると肘をケガするだけになってしまいます。
ですので、明日は上腕三頭筋の鍛えるために行うべきトレーニングについて紹介したいと思います。