【筋肉図鑑】上腕二頭筋編 ①
目次
上腕二頭筋の基礎知識
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
岐阜にあるパーソナルトレーニングジムD.O.M.Sです!
男性であれば一度はあこがれる大きい力こぶ!女性であれば引き締まった二の腕!
かっこいいですし、手に入れたいですよね!
今日はそんなかっこいい腕を手に入れるために必須な二の腕の筋肉の一つ ”上腕二頭筋” についてお話していこうと思います!
上腕二頭筋ってこんな筋肉なんです!
早速ですが、上腕二頭筋の構造や起始・停止といった基礎知識からお話ししていきたいと思います。
上腕二頭筋とは、一般的に力こぶ呼ばれる筋肉を形成するものの一つで、意外と知られていないのですが、長頭(ちょうとう)と短頭(短頭)の2つに分かれています。
なお、上腕二頭筋長頭は、肘関節の屈曲(肘を曲げる動作)の作用を持っており、上腕二頭筋短頭は、同作用に加えて前腕のい回外(手のひらが上を向く方向に回す動作))の作用も持っています。
また、それぞれの起始・停止は以下の通りです。
上腕二頭筋長頭
起始:肩甲骨の関節上結節(かんせつじょうけっせつ)
停止:橈骨粗面(とうこつそめん)
上腕二頭筋短頭
起始:肩甲骨の烏口突起(うこうとっき)先端
停止:上腕二頭筋腱膜を介して前腕筋膜に停止
そしてこれらを支配している神経が、「筋皮神経」(C5~C6)です。
上腕二頭筋の機能
次に上腕二頭筋の機能についてお話ししていきます。
○上腕二頭筋長頭
●肘関節の屈曲
肘関節を中心に手のひらを耳に近づける動作
●肩関節の屈曲
前方に上腕を挙上する動作
○上腕二頭筋短頭
●水平内転
肩関節を屈曲または外転※1した状態からの内側もしくは前方向への水平の動き
※1・・・気を付けの状態から身体の横を通り腕を挙上する動作
○上腕二頭筋全体
●前腕部の回外
肘関節を屈曲し、手のひらが上を向くように回旋する動作
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はかっこいい腕を手に入れるために必須の上腕二頭筋について解説いたしました。
上腕二頭筋は、私たちが買いものに行った際の荷物を持っているときや、暑い日いうちわで仰ぐ際など多くの場面で使用しています。
しかし、上腕二頭筋は普段から酷使していることもあり、トレーニングでは非常にケガが多い筋肉とも言えます。
明日はそういったケガを減らしながら、かっこいい上腕二頭筋を手に入れるためのトレーニングやストレッチについてお話ししていきます。