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【筋肉図鑑】三角筋編 ①

目次

三角筋の基礎知識

おはようございます!こんにちは!こんばんは!
岐阜にあるパーソナルトレーニングジムD.O.M.Sです!

最近ではめっきり気温も下がり鍋を食べる人も増えてきたのではないでしょうか?
ちなみに私は辛いものが大好きなので、キムチ鍋や赤からさんの素を使用してよく鍋をするのですが、辛すぎて真冬でも汗ダラダラで食べております(笑)
みなさんはどんな鍋がお好きでしょうか?

さて、まずは初心に返って私たちの筋肉について勉強しましょうということでこの「筋肉図鑑」というタイトルで前回は ”大胸筋” についてお話ししました。
今回からは、特に男性であれば背中を大きく見せたり、逞しい身体に見せるために必要な肩幅の広さを手に入れるのに必須な肩の筋肉すなわち ”三角筋” についてお話していきたいと思います。

三角筋ってこんな筋肉なんです!

さて、早速ですが三角筋の構造や起始、停止など基礎的な部分からお話ししていきたいと思います。
三角筋とは、その名前の通り筋肉を広げてみると三角形の形をした肩関節の屋根のような筋肉のことを指します。また、この三角筋は、「前部繊維」「中部繊維」「後部繊維」の3つに分けられます。前部繊維は2繊維で構成され、後部繊維は4繊維、中部繊維は1繊維のみと、中部繊維だけが1つの繊維で構成されているうえ、羽状構造になっており前部繊維と後部繊維とは異なった構造をしています。

そして、それぞれの繊維の起始は以下の通りです。

前部繊維:鎖骨外側1/3絶縁

中部繊維:肩峰の外側縁

後部繊維:肩甲棘の下縁

これらが、「三角筋粗面」を停止部として停止しています。そしてこれらを支配している神経が「腋窩神経」※1です。

※1:腋窩神経(えきかしんけい)は腕神経叢から出る上腕部に走行する末梢神経で、上肢の背側を走行し、上腕部で、停止する。主な神経支配筋肉は、三角筋で、上腕の伸展運動を司っている。上外側上腕皮神経に分枝する。

三角筋の機能

次は三角筋の機能についてお話ししていきます。
三角筋の部位別の機能としては以下の通りです。

○前部繊維

●肩関節の屈曲
気を付けの状態から身体の前方を通して腕を真上に上げる動き。

●肩関節の水平屈曲
前ならえの状態から腕を外に開く動き。

●肩関節の内旋
小さく前ならえ(肘を脇に着けた前ならえ)をした状態から、肘を脇から離さずに反対側の脇腹を触るような動き。


○中部繊維

●肩関節の外転
気を付けの状態から身体の横側を通して腕を真上に上げる動き。


○後部繊維

●肩関節の伸展
気を付けの状態から腕を後ろに上げる動き。

●肩関節の水平伸展
手を横に広げた状態から、腕を後ろに広げる動き。

●肩関節の外旋
小さく前ならえ(肘を脇に着けた前ならえ)の状態から肘を脇から離すことなく腕を外に開く動き。


いかがでしょう?
機能の中にはこの動きできないという動きもあるのではないでしょうか?
特に年を重ねるごとに、外転や屈曲などは辛さや痛みを覚えることが増えてきてしまいますよね。
これは筋肉の硬化なども影響していますので適度に動かしてほぐすことが重要です。

まとめ

いかがでしたか?
今回は肩の筋肉 ”三角筋” についてお話ししました。
冒頭でもお話ししました通り、男性であれば肩幅が広く逞しい身体を手に入れるためには大きな三角筋は重要なポイントであるといえます!
また、肩関節は年を重ねるごとに固くなり、腕が上がらなくなる部分でもありますが、三角筋を鍛えることで、それを防いだり、改善したりすることも可能であるといえます。
そのため、次回はこの三角筋の自宅やジムでの鍛え方とストレッチの仕方についてお話していきたいと思います!

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